第10回 あきおおた国際音楽祭
10/20(日)、広島県北部の太田川源流の町、安芸太田町で毎年開催されている国際音楽祭に行ってきました。
お天気も良く、ドライブ日和。
会場は、『安芸太田町 戸河内ふれあいセンター メイプルホール』
このホールには、なんと、ベルリンフィルで使われていた、ベヒシュタインのフルコンサートピアノがあります。
東京から、わざわざベヒシュタインジャパンの戸塚会長もお越しになり、私も一日ご一緒させて頂きました。(残念なことに写真を撮り忘れてしまいました・・・m(__)m)
今年のゲストは、広島出身の音楽家で結成されたATOWAさん、
そして、元ウィーンフィル、コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏とピアニストの加藤洋之氏でした。
このピアノの音色は、また一段とキラキラした美しい音色で、
私はずっとピアノの音色に引き込まれていました。
重厚感のある包み込まれるような低音、深く心に染みわたるような中音域、そして真珠のようにキラキラと輝いている高音、
この美しい響きは、まさに私が思い描いていた理想のベヒシュタインの音色でした。
いつもこのピアノを温かく見守られ、調整されている調律師さんも、
このピアノは別物です!とおっしゃっていました。
アクションの部分も、総アグラフというベヒシュタイン独自のアクションが使われていて、
職人が手間もコストも惜しまず創られた、最高のピアノだそうです。
一般の方にも開放して、弾かせて下さる機会があれば嬉しいな、
と、ベヒシュタイン ファンの私は思ってしまいます(*›◡︎‹*)
秋晴れの、清々しい風が澄み渡るのどかな町で、素晴らしいヴァイオリンと、ベヒシュタインの音色がキラキラと鳴り響き、本当に素晴らしい演奏会でした。
大変なご苦労をされながら今まで開催して来られた実行委員会の方々、調律師さん、地元の方々、ボランティアの高校生の方々、本当にありがとうございました。
街中で開かれる演奏会とはまた違った雰囲気の、とても心温まる演奏会でした。
皆様も、安芸太田町のベヒシュタインの音色を聴きに、是非行かれてみて下さい!
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